2021.02.15

東ヨーロッパ　バックパッカー旅　第2夜

皆様こんにちわ
Jardin de Katzの中の人、hiro Nakajohです。
本日のブログの内容は先日の『ブルガリアからノルウェー最北端の岬へ』の第2夜です。
それではまた２０１０年１月にタイムスリップ。。

ｼｪﾚﾒﾁﾎﾞﾛｼｱ空港より３０分遅れで無事（？）飛行機は出発！
昨夜妻のおにぎりを薄暗い空港で食べたきりで空腹。
でも、またこっちの飛行機でも機内食が出た！ありがたい。

しかし、しかーし！最初の機内食よりもさらに輪をかけて不味い！
でも、ありがたく完食しました。だってタダだもん。
（現在の声：今なら機内食も有料だもんね。やっすいチケットは）

この旅貧乏旅行だし（２ヶ月で２３万の目標　航空運賃、宿泊費、食費、移動費すべて込み）
しかしデザートのケーキマズかったなあああああ。
甘すぎて甘すぎて。←完食したくせに文句は言う

———機内はただただ座ってただけなので省略♪———

ブルガリアソフィア空港への着陸の時、
最早恒例の無事着陸への拍手。
でも、今回は賛同しちゃった。
何故かといいますと、その日の天候は最悪。
前日の予報では激しい大寒波で、
（現在の声：２０１０年１月当時、ヨーロッパでは大寒波が襲来していた。ブルガリアへ出発する前日にハンガリーで寒波による死者５０人以上など、各国多数の死者や災害が起きていた）
飛行機の小窓から見るブルガリアは

　　　　真っ白

ガチの真っ白。。。。
吹雪？霧？それすら判別不可能。

ほんとに降りるの？レベル。

機長は何を張り切ってるのか、腹を壊してて早く降りてトイレに行きたいのか知らないけど、

　　「絶対に降りるんだ！」

という執念すら感じさせるタッチ＆ゴーを繰り返す。
着陸しようとした飛行機が何回か上昇下降を試している感が見え見え。
あまりにもランディング時に揺れて揺れて、本気で落ちると思った。
１回は機体の翼が地面すれすれですごい角度に。
右の翼こすりそうになりながら。。。

周りも尋常じゃない様子。
キャビンアテンダントもそれまで余裕だったのに、急に焦りだして必死。
「吹き上げ」って言うのかな？それが凄すぎて、ほんとに着く前に遥か海外の地で土に還るのかと思った。マジ怖い。

そして数回のタッチ＆ゴーを繰り返したのち、着陸。
からの拍手なのでした。。。

そんな九死に一生体験をサクッと経験させてもらったのち、軽く震えながら空港に着いて、その日予約していたホステルに向かおうと思ったら、

無い！！

無いったら無い！

宿の予約表用紙を無くした！（現在の声：その当時はネットで予約プラス紙。）ネットで予約して当日紙を渡すんです。でも紙無くした。）

行くべき予約したホステルの名前も紙に書いてると安心してたからうろ覚え。
数日間宿泊で予約してたのに。。

もう、空港お決まりのカオスなタクシーの客引きの声も耳に入らない位焦る。

どうしよう？

↑この考えている間ずっとすごい数のタクシー運ちゃんから「you taxi?」の片言英語攻めを食らってる

何とか思い出そうとして、近そうな、似てそうなうろ覚えの宿の名前をタクシーの運ちゃんに聞くと
『知っている』
との事。

ほんまかいな！

とリアルに関西弁で声が出る

しかしすぐには信用出来ない。
言ったら悪いけど、大体の国で外国人（特に日本人やアジア人）は騙されやすい。
しかも、そこまでの運賃も日本で聞いていた値段とかなりかけ離れた値段を言う。（約倍）
何度も何度も押し問答、値切り交渉の末、２０レフ（１４００円くらい）で乗って行く事に。

しかし、乗ってしばらくすると

「ソフィアのセンターまでは２０レフ（１４００円位？）だが、ホステルまでは３０レフ（２１００円位？）だ。」と言われた。

　　ハイ、キレター。

こっちは長旅で疲れ果てて、ホステルの予約表もなくして（←これは自分が悪い）いたからキレるのも早い。

約束が違う！

速攻車止めて、２０レフ顔面に投げつけて、ドアも開けっ放しで去る。

しかし、そこからは徒歩の捜索。
見つからない。。。。
そもそもホステルの名前も覚えていない。。。。

２時間以上もついたばかりの何も知らない街を名前も分からない宿を探して、さ迷うも、さすがに疲れていたので諦める。
安そうなホテルへ。

しかしそこが３５ユーロ！高い！
予約していたホステルは確か７ユーロ。
でも、疲れ切ったので泊まる事に。
でも、ボーイは凄く親切で、うろ覚えのホステルを探す手伝いもしてくれた。
そしてどうにか予約してたホステル発見！

翌日よりそのホステルに泊まる旨を伝える。
安心したら飯を食いたくなり、出発してまだ二日くらいなのにもうコメが食べたい自分は今泊まっているホテルの近場の中華へ。

美味い！でも、多すぎる。日本では大食いの自分が半分で断念。
ゆうに2.5合はあるチャーハン。デカい皿の上にまさに山盛り。
なのに値段は日本円で３００円位。あり得ない。。。。

食後首都ソフィアの街を散策するも、噂通り

　　治安は悪そう。