東西対決!餅の関ケ原ぁぁッ
皆様こんにちわ。
Jardin de Katzの中の人、hiro Nakajohです。
関西の人は(私も関西人です)何かと東西対決にしたがる人いますよねえ。
例えば東京をライバル視するとか(東京は全く相手にしてくれませんが。。。)
お笑いの東西対決とか。
どん兵衛の味とか。(これはほんとに関ヶ原辺りで味が変わるらしいです)
それこそ関ケ原の合戦とか。←多分これから東西対決のマインドが生まれたんでは?
とまあこんな風にいろんなものに東西対決があります。
そんな対決にもう一つ名乗りを上げるのは
桜餅対決
です。
皆さんは桜餅の「長命寺桜餅」と「道明寺桜餅」の二種類があるのはご存じですか?
よく
関東は長命寺
関西は道明寺
と聞きますよね。
そもそもどちらが元祖なのか、と言いますと
これは関東の長命寺に軍配が上がります。
その昔、時は江戸時代 享保2年ごろ
江戸幕府 八代将軍徳川吉宗の時代になります。(約300年前 最近ですね)
この暴れん坊将軍がその当時の日本の庶民にもやっと根付いていた花見のため
に、墨田川に桜の植林を命じました。
その桜は庶民に大好評で、大いに楽しまれました。
その植えられた桜の近くに長命寺がありました。
その長命寺で使われていた山本新六が花見の終わったあとに散った葉っぱを掃除している時にその葉を再利用できないかと思い考えられたと言われています。
今だから桜の葉っぱは桜の香りがしてお菓子に使ったり、食す文化になってますが、一番最初に思いつくのはどんなことでもやっぱすごいですね。
落ち葉掃除してて、「これ食えるかな?」なんて絶対思いませんもの。
ちょっとここで細かいこと指摘したいんだけど、落ち葉の時はもうカサカサなんだから、最初に使ったのはきっと落ちる前の葉桜がまだまだ瑞々しい時期の葉をちぎって使ったんだと思います。
(でも文献に散った葉っぱって書いてるんだもん。。。)
でまあ細かいことは置いといて、
江戸の町で大好評だった桜餅はその後関西へと伝えられ、関西版桜餅の道明寺桜餅が誕生するのです。
この二つの桜餅は全く作り方が違っており、見た目も全然違います。
ただ、巻いてある桜の葉っぱは共に「大島桜」という品種のみです。
大島桜の葉っぱはほかの桜の葉っぱよりも柔らかい性質を持っています。
その年取れた葉っぱを塩漬けにし、翌年の桜餅に使用するわけです。
さて、そんな有名な桜餅
長命寺と道明寺
タイトルの様に東西対決!と書かれていますが
実は勢力分布は圧倒的に道明寺勢が多いんです。
もうほんと圧倒的に。
ご覧の通り何が何でも長命寺!という県は島根と秋田くらいなもんなんです。
関東でさえ「どちらかというと長命寺かなー」くらいなもんで、その他全ての県は「絶対道明寺!!」というくらいの大差なのです。
元祖対決では長命寺に軍配が上がりましたが、
人気においては道明寺に軍配が上がりましたね。
これにより、「東西対決!餅の関ケ原ぁぁッ」は1対1の引き分けで仲良く痛み分けとなりました!
さあ、これを読んだ皆さんも自分の好きなほうの桜餅を買いに行きましょう!
桜餅は餅を食うというより、桜の葉の塩漬けこそが本体だと思ってやまない
hiro Nakajohでした♪
本日のおススメお花!
ずばり
桜です!🌸
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