リアル金の成る木

皆さんこんにちわ
Jardin de Katzの中の人、hiro Nakajohです。
コロナのせいで景気も悪く、世の中ため息つきたくなることばかり。。。
コロナが万が一なくなったとして、この先景気はどうなるのか、あー考えるだけでもぞっとします。

そんな皆さんに少しでも景気のいい話を！

表題に書いてあるリアル金の成る木
「そんなまさかぁｗ」「あるわけナス」「大阪の民家の路上にいっぱいあるやつ？」
そんな声が聞こえてきそうです。
「おいおい大阪Disったんか？」
そんな声も聞こえてきます。
が、大阪出身の私が言うから間違いない！ほんとにいっぱいあったもん！

ちなみに大阪の民家の路上にいっぱいあるやつはこれ↓

で、これもいわゆる【金の成る木】と言われてるのは間違いないんですね。
補足説明をしますと、

戦後まだ貧しい時期にある農家が金の成る木（この時の呼び名は華花月）の新芽に５円玉を通してそのまま成長させ、枝に５円玉があたかも実ったように見せて「金の成る木」として販売したところ、縁起の良さから大流行しました。

上手いこと考えましたねぇ。流石です。

また、葉の形も小判に見えることからダブルの縁起の良さで人気を博しました。
書いてて自分がちょっと欲しくなってきた。。。。

最初にこれ（５円玉を通した人）考えた人は間違いなく名前の通り金成らせましたね！うらやま

てなわけでこれが一般的に知られている【金の成る木】です。

ここからが

リアル金の成る木のお話

なんか怪しげな、週刊誌の一番後ろの広告じみた匂いが。。。。
大丈夫です！変なもの買わせたりしません！
売るのは花だけです♪
花は買ってください！！！（悲壮）

立派（？）な科学的なお話です。

単刀直入に書くと、金の成る木とは「ユーカリ」です。
これ↓

Jardin de Katzでもわりと重宝してる花材です。普通に一般のお花屋さんでも売ってます。
確かにこれも金貨の形に似ているけど。。。それだと話的に弱い。。

「え？」「ユーカリがなぜ？」「金の成る木？」「イミフ。」「もう読むのやめる。」

ちょっと待ってーーーーー

『最後まで読んだら意味わかるから！ね？読んでね？』

話し戻します。コホン。。

実は数年前に読んだニュースがずっと頭に引っかかってたんですが。

オーストラリアでユーカリやアカシア（共にオーストラリアで有名な植物）の成分を調べたところ、葉っぱや樹皮に金の粒子が含まれていることが分かったんです！

しかしその含まれる微量の金がもともとユーカリやアカシアが持つポテンシャルによるものなのか、土やその下に含まれる鉱脈によるものなのか、はたまた全く別の要因なのかははっきりと証明することが出来ずにいました。

そこで研究チームはオーストラリア西部のより多く金脈がある地域に生息するユーカリを調査しました。
すると、調べたユーカリの葉っぱや茎、樹皮や根からそのユーカリが生えている金脈のものと同じ成分の金が発見されました。

つまりはユーカリ自身が金を生成しているわけではなく、生えている地下の金脈から金を吸い上げていることが分かったのです。

ユーカリは乾季になると水分を含むミネラルを求めて地下深くまで根を下ろします。
研究チームはその地下深くまで掘り返した結果、見事金の鉱脈を発見したのです。
ユーカリの木自身に含まれる金の量は少なく、仮に金の指輪を作ろうとするならば約５００本のユーカリを伐採する必要があるので現実的ではありません。

しかし、金を探す段階でまずユーカリの成分を調べることで、そこに金がどれだけ含まれてるかがわかるのです。

ただやみくもに金の鉱脈を探していた今までのやり方ではなく、確実に金があると分かる

これは大きな発見です。

つまり「リアル金の成る木」

なんですねぇ。

。。。。結局のところ我々には何の恩恵もないわけですが。。。。

何事も挑戦
広いお庭や土地をお持ちの方は片っ端からユーカリ植えてみるのもアリかも？！
佐渡島の皆さんどうですかーーーーー？！

。。。。。。。もっと単純にお金が生えてくる木が欲しいなぁと思うhiro でした。

さてそんな縁起のいいリアル金の成る木を使ったアレンジメント

花材紹介
・ユーカリ　今回の主役
・バラ
・スプレーバラ
・トルコキキョウ
・ジニア
・ナズナ
・ゼラニウム
などなど

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