リース、リースって連呼してますけど

皆様こんにちわ。
Jardin de Katzの中の人、hiro Nakajohです。
すっかり秋の終わりが近づいて来ましたね。
朝の市場への仕入れが寒くて厳しくなってきました。。

早朝5:00頃の世田谷多摩川 凍えます

今回のテーマは市場へ向かう道中の寒いアピールでも愚痴でもありません。

最近私はInstagramでもFacebookでもひたすら「リースがお買い得!」「リース買ってください!」なんてリース、リース連呼してますけど、

リースってそもそも何かわかってますか?

ってことですよ。ええ。

え?誰がって?

私がです。

解ったつもりでいることって長く生きてたらありません?

そうそれです それ!

で、少し調べてみました。

リースは調べうる限り一番古い記録はヨーロッパで今から2000年ほど前まで遡ることが出来るようです。ローマ時代ですね。

そもそもは英語表記でWreathと書きまして、意味は「冠」「花冠」「輪上のもの」「花輪」という意味だそうです。

幅広い使われ方をいていたようで、

【棺の中に入れて死者を弔ったり】

【勝者の栄光を称えるために勝者の頭にかぶせたり】

【花嫁の頭にかぶせたり】

【楽しい酒宴の席でテーブル上に飾られたり】
多種多様な使われ方をしていたそうです。
随分と統一感のない使われ方だな。。。と思ってたのですが、
ここまで書いてて私、気づいちゃいましたね。

ある法則に。

聞きたいですか?(ていうか読みたいですか?)

ん~どしよっかなー。

….

…..

じゃあ書きますね?

全てにおいて一つだけぴったりハマるワードがあります。

それは「永遠」です。

死者に対しては永遠に忘れない

勝者には永遠の栄光を

花嫁には永遠の幸せを

酒宴にはこの楽しみを永遠に

全部永遠が当てはまるんですね。だからリング状なんですね。

終わりのないリング状にすることによって幸せも思い出も楽しさもすべて永遠に。。。
素敵ですリース。

まあ真面目に通説通りだとキリスト教のイエスの永遠の愛や、終わりのない永遠を表してるらしいですね。

リースを飾る意味としては日本のしめ縄と同じような意味があるらしく、尖った葉やリボンや鈴を使うのは魔除け

松ぼっくりやリンゴをモチーフにするのは、収穫や神への捧げもの

という意味が込められています。

この20年ほどでクリスマスリースをドアリースとして飾る習慣がようやく一般化してきた気がします。(特にここ5年ほどで)

また、リースの飾り方としてアドヴェントリースもあります。

↑これがアドヴェントリース

こちらはまだまだ日本では一般化してはいませんが簡単に説明すると
12月に入った最初の日曜日に4本の内1本だけに火を灯します。
その後毎日曜日が来るごとに1本ずつキャンドルを灯していき、クリスマス前の最後の日曜日に4本目に火が灯されます。素敵ですね~。わくわく感がたまりませんな。

中々ハロウィンと一緒で、素敵だから飾ったりしてるけど、真剣に「なんで?」ってのも知りながら飾ると、さらに楽しめますね!

本日の花材
・ビバーナムティナス 青っぽいつぶつぶ
・サンキライの実 赤の丸い実(大きいほう)
・ノイバラの実 赤の丸い実(小さいほう)
・ジュニパーベリー 白っぽい実
・ベルガムナッツ 茶色の穴が開いた実
・ドライスライスオレンジ さてどれかわかるかな?
・ユーカリポプラス コアラ大好きユーカリさん
・薩摩杉 一番細かな葉をつけている杉(画像内で)
・ブルーアイス 棘のようなルックスの葉

こんなにたくさん入って今セール中です!リース、リースってまだまだ連呼しますよ(笑)
ではまた!